蛍光灯シーリングライトをLEDに替えどれだけ節約できるのか計算してみた!

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家の電球について、5年ほど前から少しずつLEDに切り替えてきた私。昔からエコにうるさかったのですが、さすがに当時のLEDは高く手が出なかったので、一気に切り替えるのではなく、1年に2つずつくらい電球を切り替えてきました。

その間、トップバリュで購入したLED電球が一年半で切れてしまい、高いお金をつぎ込んだのに電気代の元を取る前に朽ち果ててしまうという悔しい思いもしました。

そんな中、2017年4月から、LEDを低価格で提供しているアイリスオーヤマが4月以降に購入した「LEDシーリングライト」と「LED電球」について、保証期間を購入から5年にすると発表がありました。

早速、LED電球とLED丸型蛍光灯(蛍光灯というのは誤りで、本当はLEDライトとかランプ、LED照明というのが正しい)を購入してみましたのでレビューをば。(後から分かったのですが、LED丸型蛍光灯は5年保証の対象外のようです(´Д`)ハァ…)

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既存の蛍光灯シーリングライトをLEDに換装!

うちではLEDではない蛍光灯のシーリングライトを使っていましたが、それをLEDに切り替えることができるということを知りました。今まではPanasonicのパルックプレミアを使っており、30型・42型の二本タイプ。確か2000円くらいしたでしょうか。下の写真のやつです。

丸形LED照明では、一本でも明るいので、この二本を一本に置き換えてしまいます。トップ画像のやつがアイリスオーヤマのそれです。これが5000円程度。かなり割高ですが、寿命の長さと電気代を考えると置き換えるのが得策です。

丸形LEDランプの定格寿命は!?

パルックプレミアのパッケージを見ると定格寿命は15000時間とあり、アイリスオーヤマのLED蛍光灯は40000時間となっています。1日8時間使用するとして計算すると

 パルックプレミア・・・ 1875日(5.1年) 購入価格2000円 年当たり392円

 アイリスオーヤマ・・・5000日(13.7年) 購入価格5000円 年当たり365円

となり、アイリスオーヤマの方が寿命で言うと2倍以上お得。上の計算では単純に8時間で割って日にちを計算しましたが、定格寿命の定義では、「2.5時間点灯し0.5時間消灯するを繰り返してどこまで使えるか」、ということになるので使用できる日数で言うと、それぞれもっと使えると思います。

値段的に見ても、1年あたりそれぞれ392円、365円なので、アイリスオーヤマの方が少し安いです。まず、この寿命通りに使えて壊れなければ、の話ですが・・・。

 

電気代の比較

説明書からすると、パルックプレミアは32型(30W)と42型(38W)合わせて68W、アイリスオーヤマは31.5Wとなります。2017年の電気代料金で計算すると、一日8時間使用すると考えて、

パルックプレミア・・・年約5300円(68W×8時間x30日×12ヶ月÷1000W(1KW)×27円(1KW単価))

アイリスオーヤマ・・・年約2450円(31.5W×8時間x30日×12ヶ月÷1000W(1KW)×27円(1KW単価))

となり、これもアイリスオーヤマに軍配があがります。ほぼ電気代は半額になるので省エネ・電気代という観点ではものすごく

 

購入費用・電気代を比較してどのくらいで元が取れるのか

色々な所で、LEDにした場合の試算はされていますが、念のため計算してみます。10年使い続けた場合ということで、試算しパルックは5年で寿命が来、LEDは12年で寿命が来ると考えると以下の表になります。

    1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 10年計
パルック
プレミア
蛍光灯
購入費用 2000 2000 2000
電気代 5300 5300 5300 5300 5300 5300 5300 5300 5300 5300 53000
合計 7300 5300 5300 5300 5300 7300 5300 5300 5300 5300 57000

 

    1年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年 10年計
アイリス
オーヤマLED
購入費用 5000 5000
電気代 2450 2450 2450 2450 2450 2450 2450 2450 2450 2450 24500
合計 7450 2450 2450 2450 2450 2450 2450 2450 2450 2450 29500

 

こう見ると、初年度こそ、LEDの方が割高となっていますが、2年目以降は累積金額でも既にパルックは12600円、LEDは9900円とLEDの方が安くなっていきます。電気代がLEDはかなり節約できるのですぐにもとが取れるというわけです。

10年で見ると2倍とまでは言いませんが、それに近い数字になっており、家計にも非常に優しいことがわかります。

 

蛍光灯のLED化は高すぎるという人は、まず電球を!

LAMP蛍光灯からLED照明への切り替えは、3000〜5000円程かかりますが、電球なら500円くらいで交換が可能です。例えば、階段や浴室、玄関や台所、トイレなど比較的長時間つけっぱなしにしておく、もしくは消すのを忘れてしまうような所をLED化すると電気代的にはお得になるでしょう。

 

階段上の電球をLEDにしてみた

よくつけっぱなしで消し忘れていて、口金が27口径の電球が階段上に設置されていたので、これをLEDに変更してみました。ちょっとカッコ悪いですが、使用の際はいつから使い始めたのかをサインペンで書いておき、また購入時の箱や説明書、レシートをとっておき、それらにどこの照明に使用しているのか書いておきましょう。

もし、LEDがつかなくなってしまった場合の故障時の保証交換に必要となりますし、そもそも予定通りの寿命まで使い切れたのかどうかを判断する材料にもなります。

 

東芝は2017年3月、パナソニックは2019年3月末で蛍光灯生産終了

ぼちぼち、LED化していこう!と思っていたのですが、東芝の子会社で蛍光灯を生産している東芝ライテックや、パナソニックはそれぞれ2017年3月、2019年3月で蛍光灯の生産を終了すると宣言しました。

・東芝ライテック 「蛍光灯器具製造中止について

・パナソニック  「蛍光灯照明器具生産終了のお知らせ

大企業が、こういったLEDへのシフトを早めることで、どんどんLEDが生産され価格も安くなり、広く皆が利用できるようになるとCO2削減や、電気代の節約にもつながります。

これをキッカケに、家中の照明器具を点検して一気に切り替えてみてはいかがでしょうか。

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