我が家では、お風呂の時、妻と娘はボディーソープ、私と息子は石鹸を使って体を洗っています。特にこれと言ってそのように分かれた理由は無いのですが、いつの間にか今の形になっていました。
毎日使うものなので、しょっちゅうボディーソープに関しては詰替パックを買いに行かなくてはならず、それに比べて石鹸は何となくですが、なかなか無くならず、ボディーソープよりは長く使えるんじゃないか、また節約という観点からして石鹸の方がオトクなのではないか?と思い、色々検証してみました。
【牛乳石鹸vsビオレUボディーソープ】
検証対象と検証方法
検証する対象としては、一番手に入りやすい「牛乳石鹸」と、家にあった「ビオレU泡で出てくるボディウォッシュ」を選びました。
(我が家の生活臭が染みたギザギザタオル)
検証の仕方は、まず、利用する前にそれぞれの商品の重さを測ります。その後、今家で使っている体を洗うためのギザギザタオルで、十分な量の石鹸、ボディソープをタオルにつけます。十分な量というのは私のさじ加減です。悪しからず・・・。
その後、商品の重さを測り、一回体を洗うのに使う量を計算し、その量からそれぞれの商品がどれくらいの回数利用できるのか、また購入費用と比較してどちらの方が一回あたりの洗体にかかる費用が安いのかを見ていきたいと思います。
牛乳石鹸の検証
使用する石鹸は、新品だとあまり水気を含んでおらず、正確な計測ができないだろうと、すこし使ったものを使用します。現状76gです。
牛乳石鹸1個(利用前)の重さと購入費用
まず、全く新品で牛乳石鹸を購入した時の重さですが、100gです。Amazonで10個入りが870円でしたので1つ87円と考えましょう。
牛乳石鹸の利用前、利用後の重さ
牛乳石鹸の利用前の重さは先程の76g。十分タオルで、泡だてて使います。泡立て後、重さを測ると71gありました。およそ一回あたりの使用量は5gになります。
牛乳石鹸に関する考察
牛乳石鹸を1つ消費するのに、1回あたりの使用量が5gで使用前100gですから約20回使用できます。そう考えると、なんだか少ないですね。
牛乳石鹸は1つ87円なので20回で割りますと、1回利用あたり4.35円となります。
ビオレUボディーソープの検証
ビオレUボディソープについては、特に使用しておく等の対応はいりませんが、たまたま使用しているものがあったので、それを使います。
ボディソープ1本(利用前)の重さと購入費用
まず、全く新品でビオレUを購入した時の重さですが既に使ってしまっており測れず・・・・。メーカーのサイトでは600mlで、Amazonで約500円でした。
ボディーソープの利用前、利用後の重さ
ボディソープの利用前の量は600ml。花王のページによると1利用当たり6mlが適量のようです。使用前に0gで、通常使用するレベルの3回程プッシュすると写真のように-6gとなります。水と泡の比重が同じと考えるのであれば1利用あたり6g(6ml)ですね。
ボディーソープに関する考察
ボディーソープを1本600mlを消費するのに、1利用当たり6mlですから約100回使用できます。ボディーソープは1本約500円なので100回で割って1利用あたり5円となります。
(結論)価格的に石鹸とボディーソープどちらの方がお得か?
検証結果を表に纏めると以下の通りです。
石鹸 | ボディーソープ | |
1つあたりの総量 | 100g | 600ml |
値段 | 87円 | 500円 |
1利用当たりの量 | 5g | 6ml |
1つ何回使えるか | 20回 | 100回 |
1利用当たりの金額 | 4.35円 | 5円 |
このように見ると1利用あたりの金額を見れば、ほぼイーブンですが石鹸の方がやや安くなっています。ただ、それぞれどれだけ安く買うかでこのくらいの金額差であれば、逆転する可能性は高いです。
そう考えると結論としてはどっちとも言い難い、と言えますが石鹸は使用していて最後の方になると、小さくなって流れていってしまったり(笑)するので、かなりロスしてしまいます。水がかかってどんどん溶けてしまうこともあります。その点、ボディーソープは最後までプッシュした分しかでませんので安定しています。
また、「1つ何回使えるのか」という観点で見ると石鹸の方が圧倒的に少なく、すぐ交換タイミングが来てしまい新しい石鹸を用意しなければなりません。反面、ボディーソープは100回も使用できるので交換の手間が省けます。
以上のことから、当サイトの検証結果としては、
石鹸もボディソープも費用面ではほぼ変わらないかもしれないが、交換手間が圧倒的に石鹸の方が多いので楽するためにもボディーソープを勧めたい、
と結論付けたいと思います!お読みいただいてありがとうございました!
コメント
素晴らしい考察です
大抵石鹸好きは石鹸をコスパよくみせたりしますがこれはなんて正直な