先日、といっても3月くらいになるでしょうか。ChromeでWindows Intuneの管理画面に入ろうとしたら、入れなくなっていました。
どういう状況かというと、ログインはできるがその先の画面で『Microsoft Silverlight』の最新バージョンに上げろと言われる始末。
最新版に上げてるのに一向に最新版にしろとしか言われない。しかたがないので、IEで入ってみるとすんなり表示される。この現象が一体何なのか調べてみました。
そもそもIntuneだけなのか
見れなくなったサイトはIntuneだけなのか・・・と思っていると他にもJavaのサイトで一部見れないサイトがありました。どこのサイトかは忘れてしまったのですが^^;
どうも、Chromeが怪しいです。で、調べていくとNPAPI(Netscape Plugin Application Programming Interface)というAPIが関連していることがわかりました。
っていうか、Netscapeって懐かしいなオイ。20代の人なんかわからんのではないでしょうか。
NPAPIを使った機能をサポートしない!
2015年4月14日に公開されたChrome バージョン42で、古いAPIだったNPAPIをサポートしなくなったそうです。2014年9月からアナウンスがされていたよう。このAPIを使い続けることに関して、セキュリティ面で問題があるそうです。
このNPAPIが使えず、IntuneのSilverlightがこの機能を利用していて使えなくなったそうなんですが、エラーも警告もでないので、一体なんで急に使えなくなったのかがわかりませんでした。ちょっと位、警告表示してくれたらすぐわかったんですが・・・
回避策(当面)
NPAPI プラグインを使用する必要がある場合は、一時的な回避策として次の方法があります。ただし、2015 年後半に予定されている Chrome バージョン 45 のリリース以降はこの方法は利用できません。暫定的な対応ですね。
【やり方】
- Chrome を起動します。
- 画面上部のアドレスバーに「chrome://flags/#enable-npapi」と入力します。
- 表示されるウィンドウで、[NPAPI を有効にする] の下の [有効にする] をクリックします。
- ページ左下にある [今すぐ再起動] ボタンをクリックします。
Chrome バージョン 45 のリリース以降、NPAPI プラグインを必要とするコンテンツを読み込むには、別のウェブブラウザを使用する必要があるとのこと。もう完全に設定項目とかもなくしちゃいますよ!ということなんでしょう。
皆さんも、これに遭遇したら一旦は上記対応で逃げて、根本的にブラウザを変更したり、そういうサイトに改善をもし入れてみてはどうでしょうか。
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