作家の 童門 冬二が日経のコラムで「君たちはどう生きるか」という本について幼少期に読んだことで人生に大きな影響を与えたと述べていた。
はじめに
Amazonのレビューも非常に高く、大人が読んでも感銘を受けると書いてあり、購入してみた。
中学生の通称コペル君が、日々の学校生活の中で体験して思った事をコペルくんのおじさんと手紙のやり取りという形式で伝え、おじさんが、人間とはどうあるべきかを諭すという作品。
内容としては小学校高学年レベルの内容で、大人が読むと物足りないレベル。小学生なら感銘を覚えるが、35歳のおっさんの私が読むのは少し遅すぎたような気がします。ただ、途中、小中学生で経験したような切ない辛い出来事があり、そこではちょっと悲しくてウルっときました。
子供がそれなりに大きくなったら読ませたい作品です。
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